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「SIMフリー」のメリット

「2年縛り」から解放される
この仕組みには誰もが引っかかっているのではないでしょうか。やっと2年たってやめようとしたところ、違約金をとられたというかたは多いのではないですか。
解約できる期間が、1か月または2か月しかなく、その期間を忘れたりして再び2年縛りのエンドレスループに入ってしまうのです。解約は契約月かその翌月までとなっているキャリアが多いのです。
2年縛りと違約金に関しては総務省も問題にしていて、解約月以外に解約すると違約金がとられることに対して行政指導をしていますが依然として続いています。最近の報道(2018年8月)では、4年縛りはやめるということと、解約月を2か月から3か月にすると言っているようですが、本当にあきれる対応だとおもいませんか。
SIMフリーの端末であれば、MVNO業者が増えてきたので選択できる格安SIMで安心です。
格安SIMにも音声通信をつけると最低利用期間の縛りがありますが、最大12か月までです。なしのところと、6か月目の末月までのところもありますので、十分内容で選択できます。通信内容を評価するにも6か月程度は使ってみるのが良いと思います。
海外でも安く、自由に使える
これは、海外に出かける機会の多い人にとっては最も重要なメリットです。
私はこれが目的でSIMフリーにしています。例えばタイでは現地の通信業者SIMが日本の「ドコモ」「au」「ソフトバンク」のようにAIS、dtac、trueなどがあります。購入場所も街頭のツアー業者や街のセブンイレブン、ファミリーマートで購入できるので、ホテルから少し外にでればすぐに見つかります。
その、値段も1週間使えるものでも、1000円以下です。さらに頼めば、その場でスマホにセットしてくれます。特にプーケットなどに行くと、遊びは島に出かけることが多いと思いますが、このような途上国では電柱をたて、電話線を引くよりも無線のアンテナのほうがはるかに安くインフラを構築できるので、どこの島に行ってもアンテナがあるので、スマホを持っていくのがとても便利です。
いや、ホテルにWiFiがあるからいいと考える人もいると思いますが、ホテルのWiFiは混雑時間にはほとんど動かないで困ること多くありませんか。やはり地元SIMを使うのが一番です。
「SIMフリー」端末は中古品でも高く売れる
SIMフリー端末はもともと海外発売の端末とキャリアで10か月以上たちSIMロック解除を申請し手数料3000円ほどだしロック解除になった端末があります。海外発売の端末と言っても海外メーカーばかりでなく、日本のメーカーも海外版を世界で売り出しています。人気のSONYのエクスぺリアなどは型番違いで海外版と国内版が存在します。
オークションやメルカリで、スマホの中古が売り出されていますが、「SIMロック解除」となっているのが日本国内版でキャリアで使われ、機種変更で売りに出されたものですが、「SIMロック解除」となっているものは高く売れます。オークションなど気にしてみているとわかります。自分がSIMフリーで使うわけでなくとも、SIMロック解除して売りに出した方が人気となり有利です。「SIMフリー」と書かれているのは海外版か、もともと国内で「SIMロック」をかけずに販売された機種です。中国メーカーのものなどはほとんど「SIMフリー」です。また国内メーカーでも富士通のM03やM04などARROWS(アローズ)シリーズなどはもともとSIMフリーです。