エコライフ、シンプルライフ実現のために
管理人の海外での生活はアフリカや中東、EC、アジアを合わせ5年を上回ります。また旅をした国は26か国以上となり、海外で多様な生き方を知りました。多様な生き方を知れば知るほど、日本の働き方や生活がすべてではないと考えるにいたりました。
日本人の収入は世界でもトップクラスなのに、自分で「幸せだ」と思える豊かな生活とは程遠い働き方がほとんどで、多くの人が残業をして、自分の生活の多くをを犠牲にしなければ仕事が続いていかない日本の現状は、世界の働き方と比べて過酷ともいえるのではないでしょうか。
アジアのビーチリゾートに行っても、ビーチやプールサイドでゆったりしているのは欧米から来た人達が多く、聞いてみるとバカンスは1か月程度はとっているので、あわてて観光地を回る必要はなく、本当にリラックスした旅行を満喫しています。
日本では、有給休暇があるのに、ほとんどの人が使わない、というより使えないのかもしれません。有効に有給休暇を使えばバカンス並みの期間をとれるはずですが、そんなことを会社の上司が許してくれるわけもなく、周りの「空気を読む」という日本独特の文化で、自分からあきらめているのが実情でしょう。
しかし、考えてください日本人の寿命がいくら延びたといえ、年をとり、体が動かなくなってから、自由な時間を持てたとしても、楽しい未来は考えずらいでしょう。少しでも早く、自由に、好奇心を満たせる生活を目指すことが、ストレスをためず、リラックスした心を保ち、心身共に健康に生きていくことを約束できると思いませんか。
日本人のように収入が高いのに、心から豊かな生活を送れない生き方と、日本人よりはるかに収入が低いのに、家族と多くの時間を共有し豊かな生活を送っている人達と比べたときに、どちらの人達も自分の国では普通の生活はできます。生活必需品の物価は、その国で暮らせるレベルになっているからです。しかし、今はインターネット社会で、様々な情報が世界から入ってきますので、それを知った人間の欲求はとどまることを知りません、自分たちの生活レベルで生きてきた人たちが、他の生活を知ることで、格差に気付き、上をみれば見るほど贅沢な物がほしくなってくるのです。
エコな生活とは、シンプルライフで、いわゆる貧乏な生活を目指すことではありません。無駄な消費を省き、賢く消費することで、質の高い生活を目指すものです。それは同時に、ゼロエミッションな社会を目指すことにもつながり、気候変動が進む地球に対してもやさしい生き方につながることになります。
国連においても、持続可能な開発目標
(SDGs:Sustainable Development Goals)が策定され、現在あらたに2030年のゴールを目指して17の目標が掲げられています。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に保健と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
いまだに世界には1日1.25ドル未満で生活している人々がいる一方で、日本のように大量の食糧を賞味期限切れで廃棄しています。気候変動もかつて経験したことのない巨大台風や、強風、高潮、洪水などとどまることをしりません。人間の科学力など、地球がもたらすエネルギーに対抗できる力などありえません。せめて、多くの人達がエコな生活に目覚め、少しでも地球にやさしい生活を送っていける力になれたらと考えています。
私は、自然が好きで、特に海が大好きで、波に逆らわないスキンダイビングがとても心地よく日本の海だけでなく、世界でも多くの海で潜りました。もちろん、スクーバダイビングも学び、ダイブマスター資格も持っています。ボランティアでダイビングクラブも作り、多くのダイバーを育てました。きれいな海に潜りにいくために、ボートの操船も資格をとり、仲間でプレジャーボートを保持し、好きな場所に自由にクルージングに出ていました。
趣味はもちろんダイビングが一番ですが、自然と触れ合うアウトドアライフの一つと考えています。自然と付き合うためには、自然の中に住むことが一番で、山に粗末なログハウスも建てました。自然の中に住んでみて、自然の力を活用した生き方は便利な都会に住む生活とは全く違った観点を与えてくれました。山菜やキノコや木の実など自然が与えてくれるエネルギーは海が与えてくれる魚や貝や海藻と同じに人間を太古の時代から養ってきた自然の恵みなのです。
私が目指す「グローバルでエコな生活」とは文明や科学の否定では全くありません。自然のエネルギーレベルの強大さを知ったうえで、自然に逆らわない科学は積極的に活用すべきだと思います。このサイトではエコな生活を送る人が一人でも増えるような情報や工夫を紹介していきます。