スマホ料金値下げは、雲行きが怪しい
政府のスマホ料金値下げ圧力は、大手キャリアによって捻じ曲げられています。多くの国民が使っている容量3GB/月などのコースに関しての値下げは出てこず、大容量のコースの値下げをするという何か思惑がおかしい回答をだしています。
国民の多くは少しでもエコにと、つつましく3GB以下の利用なのに
実際の国民の使用実態はそうではありません。2020年05月20日に実施したMM総研の携帯電話の月額利用料金とサービスの実態のアンケート調査を参照すると。
月間通信量は「1GB」29%、「2GB」16.7%、「3GB」13.4%となり、59.2%のユーザーが3GB以下の通信量というのが現実です。「7GB」までの累計ではなんと約79.2%を占めているのです。(MM総研グラフ参照)
このデータによると、国民の多数は3GB以下で使っているのに、わざわざ、20Gとか30GB以上の大容量の部分を割引するだけなら、国民の大多数は安くならないことになってしまいます。
貧乏人の邪推かもしれませんが、大容量を使う人たちは、生活に余裕のある人たちだとかんがえています、おそらくこのクラスの人たちは、当然端末も5Gに移行するだろうと予測すると。5Gになったことで、データーの使用量が増えることで、従来のギガでは足りなくなり、4G、5Gの料金を同じにしても、大手キャリアは損をしないで、増収すら考えられるのではないでしょうか。
すべてのプランで値下げをするのが筋ではないか?
つまり、使用者が多いコースをいじらなければ、キャリアの値下げというのは「まやかし」でしかないのです。大手キャリア各社は超一流俳優を多く投入したCMで、中には海外の有名映画俳優まで使うほどの大判ふるまいを続けています。なぜ、こんな豪華なCMをうてるのだろうと考えててしまいます。
庶民にはコスパの良い端末を「OCNモバイルONE」の「年末セール」で安く購入するぐらいしか対抗手段は思いつきません
グローバルでエコなセイカツを続けるものとしては、コスパの良いスマホをこの期間に選び購入するのがお得でしょう。OCNモバイルONEの例年の「年末セール」はぜひ活用してください。
私は「スマホはツール」と考え、高機能、人気ブランドにこだわらず、自分の生活にあった機能をもった機種の中で、コスパの良いものを選んでいます。ただ、格安SIMは大前提です。以前はSIMフリー機を日本で探すのが大変でした。それで、東南アジアで中古機種を探して購入してきたこともありました。最初は海外規格の中古を探して、使っていました。これに関しては、日本で「技適」が認証されておらず、問題もありました。しかし、現在の環境は大きく変わりました。日本でも海外並みに「SIMフリー」が当たり前になったのです。SIMで自分のキャリアのAPNしか接続できなくすること自体がおかしなことでした。
政府によるSIMフリー化と〇年縛りに対する指導はよかった
海外のスマホメーカーにおいても日本の技適認証をとった、SIMフリー端末が普通に開発されるようになり。大手キャリアも、ユーザーの端末のSIMフリー化をしなくてはならなくなりました。
この間、もう一つ良かったことは、「〇年縛り」がなくなったことです。これはひどいものでした。端末1円とか0円とか書いてあっても、キャリアは〇年の縛りの間に十分その機種代金を回収できて、さらにあまりある毎月の利用代金が設定されていたからです。その上、ほかに移ろうとすると、「〇年縛り」の間だと、1万円以上の高額違約金が設定してあり、損をしない仕組みになっていたからです。それだけではありません。「〇年縛り」をやっと抜けたと思って、解約を申し出ると、解約期間が1か月、あるいは2か月とかに設定してあり、その期間を忘れていると、やっぱり解約金をとられる仕組みなのです。結局、キャリアが損をしない仕組みに取り込まれていたのです。
「家族割」や「光回線とのまとめ」などわかりずらい料金体系も新たな囲い込みだ
これでやっと、大手を振って、縛りから自由になったのですが?まだ罠が仕掛けられていました。キャリアは学割や家族割とかを設定し、一人だけ縛り抜けができない囲い込みを、したたかに準備していたのです。家族割を設定していた人は、結局家族の生活地盤が変わっても自由になれない仕組みなのです。
結局、エコナ契約は、個人個人が自分の生活にあったコースを契約し、決して他とまとめないことです。「シンプル」な契約こそが、いつでも自由にエコに格安SIMを使う基本です。生活基盤が変わったり、学校を卒業したり、「格安SIM」も良い条件のものが出たときは、いつでも自分だけの判断で自由に替えることができるようにしておかないと、結局まとめられず高い料金になったりするのです。
「自分に」とって何が重要な機能なのか、理解し、その必要な機能を持つ、端末を選ぶのが最もエコだと言えます。
DSDV
私は、海外に長期で出かけることが多いので、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)は必須です。どちらでも4Gで使えます。現地のSIMを2に、日本のSIMを1に入れておけば、現地の空港に着いた段階で、エージェントに連絡が取れます。私は現地SIMもプリペイドで買ってあるので、指しっ放しで、ネットからもチャージができます。
また日本国内においても、有名な使い方はドコモ3GガラケーSIM(FOMA)と4Gデータ、音声SIMの2本指しでプライベートと会社とか使い分けることもできます。2台持ちでなくて、2つの携帯として使えるのです。
バンド
日本だけで使う方は、あまり重要ではないですが、海外に良く行くかたは必須です。アメリカ、日本、アジア、ヨーロッパとバンド(波長帯)に特徴があります。アメリカで使う方は、注意が必要です。アメリカ、カナダはバンド2とバンド4がほしいです。アジア、ヨーロッパは日本のバンドと似ています。
OTG
USBオンザゴーで、USBが使えます。パソコンはUSBが当たり前ですが、スマホはこの機能がないと使えません。たとえば、マウスやキーボードもつなげることができますし、USBメモリーで、写真データとかを吸い上げることができます。とても便利です。
電池容量
最近の端末は5000mAの大きなバッテリーが当たり前になってきましたが、以前は3000mA程度で、一日持ちませんでした。今は2日、3日持つものもあります。
SDスロット
アンドロイド端末にとっては、SDメモリーは素晴らしい機能です。ちょっとしたノートパソコンのように大量でデータを持ち歩けます。ただ問題は2スロットの場合です。SIM1、SIM2を入れたらどちらかを、SDカードととり替える必要があります。結局DSDVの能力を生かし切れないのです。海外にあまり行かない人とかは、それで問題ないと思います。
NFC「近距離無線通信規格」あるいは「Near Field Communication」国際標準規格です
この機能があると、マイナンバーカードのICチップが非接触で読み取れます。専用アプリでsuica残高なども読めます。カードリーダーが必要ないのでこの機能があるととても便利です。従来の日本のFelica(sony規格)とは違います
カメラ
カメラは好みです。最近は3眼、4眼typeのものも出てきました。デジカメと違い被写界深度が薄いので深みのある写真が撮れなかったんですが、複数の画像合成でその欠陥を補っているため素晴らしい画像が撮影できるようになっています。
「Moto G9 play」はコスパがとても良いのでご紹介します。
モトローラは無線の名機「ハンディ・トーキー」を開発し通信機器メーカー
モトローラは1928年にポール・ガルビンとジョセフ・ガルビンの兄弟がアメリカ、シカゴで起業して携帯ラジオの製造メーカーとして出発し、2年後には世界初のカーラジオを開発しました。その後、1936年になると警察巡回用無線機を、1940年には太平洋戦争でアメリカ軍に採用された無線の名機、「ハンディ・トーキー」を開発し通信機器メーカーとして知られています。よく戦争映画で見るあれです。
NASAもアポロ11号計画でモトローラを使用したことでも知られます。つまり、宇宙から戦地まで“最前線”の通信機器として採用されるだけの堅牢さと安定性を誇りながら、技術革新を怠らず、トランシーバーやテレビ、半導体や音声記録機器、携帯電話基地局にいたるまで、無線通信分野で様々な製品を世に送り出してきた会社がモトローラなのです。しかし、残念なことに、現在「モトローラ・モビリティ」は、中国、レノボ傘下の企業となっているのです。戦場で使われる無線機であることからも、その強さは定評がある会社で、スマホの堅牢さも信頼がおけます。
「Moto G9 play」は2020年8月24日に海外発表されたモトローラ・モビリティのスマートフォンです。ご存じ「Moto G8」(2020年5月に国内発売)の後継モデルなのです。
「Moto G9 play」は「超広角」が「被写界深度測定用カメラ」に変更されたトリプルカメラになりました。「Moto G9」は「Moto G8」に対して、高精度な背景ぼかしに対応し、「メインカメラ」の画素数が「1600万画素」から「4800万画素」に高画素化されています。これだけでもすごいですね。
機種名 | moto g9 play |
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型番 | PAKK0003JP/PAKK0026JP |
カラー | サファイアブルー/フォレストグリーン |
サイズ (高さ x 幅 x 厚さ) | 約165.21mm x 約75.73mm x 約9.18mm |
質量 | 約200g |
OS | Android™ 10.0 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 662 オクタコアプロセッサー |
メモリ | RAM:4GB ROM:64GB |
外部メモリ | microSD™ (最大512GB) |
ディスプレイ | 約6.5インチ 1,600×720 (HD+) |
バッテリー | 5,000mAh |
コネクタ | USB Type-C |
アウトカメラ | 4,800万画素 + 200万画素 + 200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth® | Bluetooth® 5.0 |
NFC | 対応 |
Felica | – |
SIM | nanoSIM/nanoSIM (DSDV対応) デュアルSIMx2(2ndスロットはmicroSDと排他利用)、デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV) 2スロットです |
通信方式 | LTE:B1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28/38/40/41 3G:B1/2/5/8/19 GSM:850/ 900/1,800/1,900MHz |
生体認証 | 指紋認証 |
防水/防塵 | – |
センサー | GPS (GPS、A-GPS、LTEPP、SUPL、GLONASS、Galileo) /指紋認証/加速度計/ジャイロスコープ/近接センサー/環境照度センサー |
本体付属品 | 充電器/USBケーブル/ヘッドセット/カバー/SIM取り出しピン/クイックスタートガイド/LG (法令/安全/規制) |