VIX、日経VIX、ヨーロッパのVSTOXXと日経チャート
このチャートは、1年間のVIX、日経vix、ヨーロッパのVSTOXXのチャートと、日経平均のグラフを重ねたものです。これを見ると、12月の最後のVIX指数の上昇で、日経は大きく下げ、現在は下げすぎのリバウンドだと思います。かなり落ち着いてきたと思います。
世界同時株安は止まったのか
2018年の10月から始まった、世界同時株安もやっと落ち着いてきました。2019年1月15日までの1年間の日経VIXと本家アメリカでのVIXとヨーロッパのVIXに日経のチャートを重ねたものです。この1年の間に2018年2月からのVIXの上昇と今回10月の上昇との2回がありました。
1回目のVIX以上のVIX上昇はコンタンゴにより、まさかないと思っていた
私は、今回の、VIXの上昇は、2018年2月のパターンで見ていました。それが大きな間違いでした。先物の動きは、上昇してから、徐々に下げていく一方通行、普通に、コンタンゴ現象が当てはまると考えていました。
予想もしない12月のVIXの急上昇
10月の最初のVIX上昇の波動を超えることがないと考えてしまったことでした。ところが12月に10月の波動をはるかに超えるVIX上昇が来たのです。
今、考えてみると、トランプ大統領のイレギュラーな政策により、中間選挙が予想通りトランプ側が負け、材料出尽くしとなり、以後に「リスクオン」となるはずが、中国との貿易戦争やメキシコの間の壁建設の問題など、次々と予想もしなかった、問題を起こし、投資家の恐怖があおられたと考えるのが良いのでしょう。
私たちは落ち着いて、多数の心理を冷静に理解し、対応する必要があったのです。
追証発生で下落のスパイラルとなった。
結果として、年末の12月に恐ろしい下げを演じました。これは、リスクオンとなりかけて、投資家が、損を取り戻そうと、信用枠一杯まで株を購入したところ、下げが大きくなり、信用での追証が発生し、売りが売りを呼ぶ展開になったのだろうと思います。
現在は、下げすぎの反動ではありますが、追証解消での余裕が出てきているのでしょう。この後の展開は、下げすぎた日経が戻る局面ですが、2月の局面を見ると3波動めのVIX上昇、の後コンタンゴでVIXは解消していき、日経は5月中旬まで2か月上げています。しかし、今回のイレギュラーなVIX上昇はその通りのパターンないなるのか、まさにトランプ大統領次第ですね。
個別株はどうだったのか
このような相場の中で、安全な運用は何かと考えますが。やはり、個別株は怖いですね。
今回の下げにおいて、ほとんどのものが下落しています。下落率の低いポートフォリオを組んでおけば良いわけですが、それがわからないから、VIX恐怖指数が跳ね上がったと思います。
ファナックは10月2日が22438円で1月4日15570円で44パーセント下落
SONYは6973円から4989円で39パーセント下落
このような国際優良株でも、大きく下落しました。
ETFの場合はどうだったのか。
ETF 国内株式 MAXIS日経225上場投信(1346)の場合ですが
10月2日25240で 12月は19620 で28パーセント下落で 10%ほど下落率は低かったのです。
投資信託はどうだったのか
それでは、プロが運用している投資信託はどうだったのでしょうか「分配金あり」と「分配金なし」それぞれ見てみると
分配金なしの場合
ついに下がってしまったひふみプラス。投資家から絶対的な信頼を集めていたひふみ投信も下落しました。
分配金なしの投資信託で人気1番の「ひふみプラス」も下落しました。
10月2日42939からの下落は12月26日30984円でそこから反発を初めていますが。2か月半で、およそ28パーセントの下落でした
一方で海外インデックス投信はどうでしょうかこれも手数料が安く人気の
「eMAXIS SLIM 先進国株式インデックス」は10月2日12435円 12月25日9889円で25パーセントの下落でした。
ETFよりは、やや下落率は低く、とりあえず、資産保全効果は高いのかもしれません。
それでは、専門家は、分配金は自分を削って出している場合が多いのだから、分配金なしがいいのだと、すすめない分配金ありではどうでしたでしょうか。
分配金ありの場合
これも人気の毎月分配型「明治安田J-REIT戦略ファンド」ですが分配金200円です。
10月2日10929 12月25日10189円で 7パーセントの下落ですが、これでもすごいですが、この間に10月10月、11月、12月と配当を3回もらっていて合計600円ですから10189+600にしますと10789円そうしますと下落率は1%しか下落していません。
この投信は、特別かもしれませんが、ある程度の分配金が出る投資信託の下落は、分配金なしのものより下落率は低かったようです。
これは、驚く結果です。もちろん、分配金は、ファンド側が出すかださないか決めるので、もし、減額されると、こうはいきませんが、それでも、この差は大きいとおもいませんか。
分配金なしが売られたのは、下がってしまえば何も得られないから
分配金なしが売られたのは、下がってしまえば何も利益にならないので、とりあえず売って確定しようという気持ちが働いたのだと思います。
それに対して、分配金ありは、黙っていても毎月分配金が入るので、すぐに売ろうという気持ちにはならなかったのだと思います。
今後も、まだ不安定な相場は続くと思いますが、安全で、安定な投資のためには、「分配金あり」の投資信託がいいのかもしれません。ただし、分析し、失敗に学び、いつもVIXの上昇には注意をはらい、あわてず、冷静に多数とは真逆の行動をとることが利益につながるのだと思います。
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またこのように不安定な相場の時には、休むのが一番ですが、その間勉強するのが最もお勧めです。安全な投資、運用のためにはトレーニングが必要なのです。お金のパーソナルトレーニングというのもお勧めです。
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